弊社が使用する機体には、さまざまなハイテク装備が搭載されおり、操縦士のサポートや撮影オペレータのサポートをしています。一部の技術をご紹介します。
GPS機体制御システム
機体にはGPSと姿勢制御装置及び関連制御システムが搭載され、機体の飛行制御や飛行状況が取得できるようになっています。
GPS制御システム
GPSと姿勢制御装置を搭載しており。(一部の機種を除く)、これらによって正確な位置情報・姿勢制御の演算を行い、安定した飛行をサポートしています。
風による機体傾きなども瞬時に演算を行い、非常に強固な耐風性能有しており、操縦士の負担を軽減しています。
さらには、自律航行プログラムも搭載しているので、人が近づけない有視界外での飛行も可能です。
モニタリングシステム・テレメトリー機能
機体の飛行状況を監視するシステムです。
モニタリングシステムはGoogle Earthを読み込んだシステム上に、機体の飛行軌跡や機体の高度や傾き・バッテリーの状態等、飛行にかかわる情報を逐次把握することができるようになっています。これらの情報は、撮影車輌に搭載されたPCで確認することができ、カメラオペレータや助手が情報を把握し、必要に応じて操縦士に連絡します。
また、モニタリングシステムとは別に、機体にはテレメトリーシステムが搭載されており、その情報は操縦士のプロポ(無線コントロ-ラ)の画面に表示されます。
カメラジンバル
3軸方向(ヨー・ピッチ・ロール)への回転操作が可能なことにより、自由なカメラ動作角度を実現しています。(一部の機種を除く)
3軸カメラ制御専用ジャイロと慣性測定ユニットの搭載による効果と、長年の経験による振動やノイズ対策を実施することで、ホバリング時や航行時においても撮影時の映像のぶれる問題を極力軽減することができました。
これらにより、高品質な静止画や動画を撮影することが可能となりました。
リトラクタブル・スキッド
離着陸時以外、スキッド(足)を収納することによりカメラ周りの遮蔽物を全て取り除くことで、「写真に機体の足が写ってる」という心配もありません。(マルチコプターのみ)
これにより、アングルや機体の向きに縛られないダイレクトな撮影環境を実現しました。